Kobachi ~Marine Collection~
Kobachi ~Marine Collection~
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サイズ
約85cm x 63cm x 5cm
素材
絹(表地)、桐(木枠)
エディション(限定作品数)
1点もの
作品のストーリー
この作品は青の色彩パレットに着想を得ています。また、着物文化と深く結びついた桐材による額装は、物語性と高級感を湛えています。
この作品では、アンティークの着物に多用される青の幅広い色調を捉えることを目指しました。着物を代表とする日本の伝統文化と、日本の工芸に欠かせない木材を用いて、この構想を具現化しています。
衣類として使用できなくなった着物、羽織、裏地、そして通常廃棄される桐の引き出し箱を再利用し、究極のアップサイクル作品を創り上げました。
この作品は「小鉢」と名付けられています。小鉢とは、日本の食文化において、小さな皿を特別な配置で並べ、味覚と視覚の両方を満足させる盛り付け様式を指します。
色や文様の解説
日本の文化において「青」は空や海を連想させ、知性と静けさを醸し出します。青は「瑠璃」とも呼ばれ、仏教伝説における七宝の一つであり、古来より高貴で神聖な色とされてきました。
植物染料由来の藍は、染色方法によって様々な濃淡を持つ青色で、「藍四十八色」と呼ばれる多様な色合いが愛されてきました。日本の伝統文化において、藍は当初、藍と黄色の染料で染めた青緑色を指し、純粋な深い青色が藍と呼ばれるようになったのは江戸時代(17世紀~)以降のことです。手拭いや店の幕などに用いられ珍重され、歌川広重をはじめとする多くの芸術家が使用したことから、海外では「ジャパンブルー」と呼ばれました。
灰色がかった淡い青紫の色合いは「藤納戸」と呼ばれます。江戸時代に流行した「納戸色」は、納屋の暗い内部や襖の色に関連付けられていました。古くから女性たちに愛されてきた、成熟した洗練された印象の「納戸色」と、人気の高い「藤色」を組み合わせ、江戸時代後期に「藤納戸」という色名が生まれました。その静謐で上品な佇まいから、現代でも着物などの衣類に人気を保っています。
本作では、青を様々な濃淡で表現し、日本の伝統的な染色技術の魅力を表現しました。
額について
桐たんす:着物の収納用引き出し付きたんすは、伝統的に桐材で作られます。桐は日本の着物の世界に深く結びついた、日本特有の素材です。
桐材は日本で最も軽い木材として知られ、自然な光沢、耐湿性、ひび割れへの強さが評価されています。古来より家具、たんす、楽器の製作に用いられてきました。
江戸時代には、防火性・防湿性・防虫性に優れた桐のたんすに大切な着物を収納するのが習慣となりました。
伝統的に、娘が生まれると桐の木を植えます。その娘が嫁ぐ際には、その木を切り倒し、その木材で嫁入り道具としてたんすを作るのが慣例でした。
1855年の安政の地震後、桐箱は耐火性に優れ、水に浮く特性から洪水時にも中身を守れるとして広く普及しました。
私は家具として使えなくなったアンティークの桐たんすを、作品の土台や額として再利用しています。これにより作品に伝統的な侘び寂びの趣がさらに深まります。
デコレーションアドバイス
壁に掛けるにはフックか鋲か釘が必要です。イーゼルに立てかけて飾ることもできます。お部屋の模様替え、新築祝い、プレゼント、大切な方へのお土産に最適です。
注意事項
すべての作品は、アンティーク、ヴィンテージの着物から作られています。そのため、生地には長期間の使用による痕跡や軽微な損傷がある場合がございます。傷や汚れがある場合は、商品ページに該当箇所の写真を掲載しておりますので、ご購入前にご確認ください。注意事項、キャンセル・返金ポリシーにつきましては、サイトフッターの返金ポリシーをご参照ください。
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