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Kobachi ~Green Collection~

Kobachi ~Green Collection~

通常価格 $4,306.00
通常価格 セール価格 $4,306.00
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ヴィンテージの着物生地から生まれた、一点ものの日本のテキスタイルアート。

サイズ

63 × 85 × 5 cm

素材

絹(表地)、木製フレーム(桐)

作品に込めた物語

この作品は、緑の豊かな色彩から着想を得て制作しました。額装には、かつて着物を収める桐箪笥に使われていた木材を再利用しています。
着物文化と深いつながりを持つ桐が作品を上品に縁取り、素材に宿る物語と、落ち着いた高級感を引き立てています。
表現したかったのは、アンティークの着物に見られる、多彩な緑の世界です。日本の伝統文化を象徴する着物と、日本のものづくりに欠かせない木を組み合わせ、そのイメージを形にしました。
衣服として使うことが難しくなった着物や羽織、着物の裏地に、廃棄されるはずだった桐箪笥を合わせ、素材の魅力を余すことなく生かしたアップサイクル作品に仕立てています。
作品名は《小鉢》。日本料理で小さな器を趣向を凝らして並べ、味わいと見た目の両方を楽しむように、布の一片一片を配しています。

文様と色彩の意味

緑は「癒やし」や「調和」を象徴する色です。平安時代の十二単にも取り入れられ、高貴な女性たちの装いを彩ってきました。
木々や草を思わせる緑は、日本では古くから若さや成長と結びついてきました。伸びゆく竹の鮮やかな緑にも通じ、生命力を感じさせる色でもあります。また、さまざまな色と調和しやすく、振袖によく描かれる花文様を引き立てる地色としても適しています。
この作品では、明るく輝く緑から、深みのある落ち着いた緑まで、多彩な表情を集めました。それぞれに異なる文様や染めが、色の魅力を引き立てています。
若草色は、春に芽吹く若草を思わせる、鮮やかな黄緑色です。その名は平安時代の装束の襲の色目「若草」にも見られ、表に薄い青、裏に濃い青を合わせ、早春の野に若草が芽吹く情景を表していました。「若」という言葉には、みずみずしさや若々しさ、新しさが込められており、「若草」は俳句でも春の季語として親しまれています。平安時代の『伊勢物語』では、そのみずみずしさが若い女性に重ねられています。
一方、老竹色は、年を重ねた竹のような、やや灰色がかった渋い緑です。若竹色の生き生きとした明るさとは対照的に、ほのかな灰みを帯びた、落ち着いた色合いを持っています。伝統的な色名では、「若」が明るく鮮やかな色調を表すのに対し、「老」は渋く穏やかな色調を表す言葉として使われてきました。
こうした色と質感の組み合わせは、作品に奥行きを与えるとともに、日本文化に深く根づく繊細な伝統や象徴性を映し出しています。
風水においても、緑は自然体、調和、安定、友情、平和、柔軟性を表す色とされています。
この作品では、濃淡や色調の異なる緑を通じて、日本の伝統的な染色技法の豊かな魅力を伝えています。

額装について

着物を収める桐箪笥は、伝統的に桐材で作られてきました。桐は、着物の文化と深く結びついた、日本の暮らしになじみのある素材です。
日本で最も軽い木材として知られる桐は、自然な光沢や湿気への強さ、割れにくさが重宝され、古くから家具や箪笥、楽器などに用いられてきました。
江戸時代には、大切な着物を桐箪笥に収める習慣が広まりました。桐箪笥は、火や湿気、虫害から中の品を守るものとして大切にされてきました。
また、女の子が生まれると桐の木を植え、嫁ぐ際にその木を伐って箪笥を作り、嫁入り道具として贈る風習もありました。
幕末の1855年に起きた安政の大地震をきっかけに、火災に強く、水に浮くことで水害の際にも中身を守るとされた桐箪笥は、さらに広く普及しました。
作品の土台や額には、家具としての役目を終えた古い桐箪笥を使用しています。時を重ねた素材の風合いが、作品に侘び寂びの趣を添えています。その静かな佇まいを、感じていただけるでしょうか。

飾り方

壁に飾る際は、壁の材質や作品の重さに適したフックや釘などをご使用ください。イーゼルに立てかけて飾ることもできます。
お部屋の模様替えや新居のお祝い、大切な方への贈り物、日本の思い出を伝える品としてもおすすめです。

ご購入にあたって

すべての作品に、実際に使われていたアンティークやヴィンテージの着物を使用しています。そのため、生地には長年の使用による風合いや、小さな傷みが見られる場合があります。
傷やシミがある場合は、商品ページに該当箇所の写真を掲載していますので、ご購入前にご確認ください。
その他の注意事項、キャンセル、返金については、サイト下部の「返金ポリシー」をご参照ください。
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